落葉文集

落ちて廃れた言葉の連なり

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

夏の幻、瞳閉じて

明日のわたしは、今日のわたしと違うかもしれません。でも、明日のわたしも、あなたを好きなままであることを自分自身の証として、支えとして生きることを望むと思います。 『美亜羽へ贈る拳銃』伴名練 1 いまの私と、思春期だった私 今年で24歳となった…

私の腕を切り落としたい

自意識が強くあらわれてしまうことが苦手だ。私は自意識を嫌悪してしまう。己の自意識に気づくと、その嫌悪から死を渇望してしまう。身体を粉々にし、意識を分散させたくなる。 例えば、ひとに会う。ある特定の他者を積極的に意識すればするほど、他者と対峙…